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インテリアイメージ住宅建築には、さまざまな工法があります。下記にその代表的な工法を6つ挙げておきます。

※各工法のメリット・デメリットは一般的な内容を記載しています。対応策を施せば解消できるものもあります。

◆木造軸組工法(在来工法)◆

日本に古くから伝わる建築工法で、柱の上に梁をのせて構造体をつくる事から、軸組工法とよばれています。基本的に、柱、梁、筋交いといった縦横斜めの木の柱で軸をつくり各方向から加わる力を支える躯体構造になっています。

工程としては、鉄筋コンクリートで基礎となる土台をつくり、土台に木材を連結して、垂直に柱を立て、柱と柱の間に斜めの筋交いを入れて補強します。接合部分は、凸(ホゾ)部分と凹(ミゾ)部分とを正確に刻んでかみ合わせ、これを金物で補強します。この接合部分の加工には、熟練した技術が必要でしたが、今日ではコンピュータ制御で大変精密な凸(ホゾ)と凹(ミゾ)の加工が可能となりました。プレカ ット工場と呼ばれる加工工場でスピーディに加工することが出来るようになったことで、工期は大幅に短縮しています。

【木造軸組工法のメリット】
1.
開放感あふれる開口部を設けることができる。
2.
狭い土地でも効率よく家づくりができる。
3.
和風、洋風、など様々な外観に対応できる。
4.
増改築が簡単である。

【木造軸組工法のデメリット】
1.
シロアリ対策が必要である。
2.
湿気・通風に配慮する必要がある。
3.
職人の技術に頼る部分があり、施工にバラツキが生まれやすい。

◆2x4(壁式)工法◆

2x4住宅は19世紀初めの開拓時代にアメリカ・カナダで生まれました。2インチ×4インチの規格材を中心に構造体をつくるのでこの名称があります。堅牢で快適な住まいが早急に必要とされた時代を反映し、限られた資材で合理的に家が建てられる工法です。木造住宅である2x4住宅は、日本の気候や風土にもマッチしていました。安全で快適な住まいとして日本でも着工件数を伸ばし、既に全国で160万戸が建設されています。

2x4工法の特徴は、構造耐力に優れた枠材と面材とが一体となった『面』で支える構造で、6面相互の緊結により家を形造ることです。地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散してしまうので、外力に対して抜群の強さを発揮します。さらに、面構造によって高い気密性や断熱性も確保され、快適で高性能な住まいが実現できます。

【2x4工法のメリット】
1.
内壁に石膏ボードを張りめぐらすので、火災のとき火の回りが遅い。
2.
構造用合板による断熱性や気密性の向上が図れ、省エネ性が高い。
3.
地震などで加わる力を面で分散させ支える構造なので、耐震性に優れている。
4.
施工品質にバラツキが生じにくい。
5.
施工が簡単なので、工期が短い傾向にある。

【2x4工法のデメリット】
1.
床から壁へと施工し合板で組み立てていくために、雨滴が回ることがある。
2.
壁内の空気は滞留したままなので、湿気・内部結露に気をつける必要がある。
3.
開口部に制限があるため、プラン上で制約を受ける場合がある。

◆軽量鉄骨プレース工法(鉄骨造)◆

木造軸組工法の構造材を軽量鉄骨に置き換え、筋交いに該当するブレースを入れ、横から加わる力に抵抗する工法です。一般的には、プレハブ工法として採用されている工法でもあります。工務店や設計事務所では、あまり採用されていない工法です。

◆重量鉄骨ラーメン工法(鉄骨造)◆

4階建て以上の中高層の建物に採用される工法で、肉厚の厚い鉄骨を用いるので、ブレースや耐力壁が不要で、鉄骨の柱と梁で建物を支える工法です。

【鉄骨造のメリット】
1.
木造軸組工法より強度が高く、広い空間が採用できる。
2.
耐火被覆を行えば、耐火建築物として防火地域でも建築できる。

【鉄骨造のデメリット】
1.
鉄骨ラーメン工法は、柱の寸法が大きくなり無駄なスペースが発生する。
2.
木造軸組工法に比べ、基礎工事に費用がかかる。
3.
鉄骨の熱伝導率が高く、熱橋による壁体内結露が起こる場合がある。
4.
錆び対策が必要になる。

◆鉄筋コンクリート壁式工法(鉄筋コンクリート造)◆

現場で鉄筋を組み、型枠を組みコンクリートを流し込み、躯体をつくる工法です。圧縮に強いコンクリート(引張りには弱い)と引張りに強い鉄筋(圧縮には弱い)を一体化させることで、お互いの欠点を補い、より高い強度を生み出した、耐震性・耐久性・耐火性に優れた工法です。

【鉄筋コンクリート造のメリット】
1.
耐火性・耐久性に優れている。
2.
広い空間が採用できる。

【鉄筋コンクリート造のデメリット】
1.
建物の自重が大きく、基礎にかかる費用が割高になる。
2.
柱寸法が大きくなり無駄なスペースが発生する。
3.
他の工法に比べ、建築費が一番高くつく。

◆プレハブ工法◆

工場であらかじめ構造部材を一定程度生産して、現場で組み立てる工法のことです。主要構造部材の材質によって次の4種類に分類されます。

《木質パネル工法》
  木質系のパネルで壁や床を構成するパネル工法
《軽量鉄骨軸組工法》
  軽量鉄骨の柱や梁を、筋交いで構成していく工法
《軽量鉄骨ユニット工法》
  ルームユニットまでを工場で生産し、現場で備えつける工法
《コンクリートパネル工法》
  工場生産のプレキャストコンクリートパネルで構造躯体を構成する工法

【プレハブ工法のメリット】
1.
部材生産が工場生産されるため、品質管理がしやすい。
2.
住宅品質にバラツキがおきにくい。
3.
公的機関が、構造安全性、耐火性、断熱性、耐久性などを総合的に審査して、合格すれば一定の品質性能を持つ住宅と認められる。

【プレハブ工法のデメリット】
1.
設計上の制約が多い。(主要構造部材の材質によって異なる)

◆その他の工法◆

ログハウスや、モービルハウス、フロア毎に構造が異なる混構造躯体の工法などがあります。

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