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  • バリアフリー住宅


インテリアイメージバリアフリー住宅とは、廊下や玄関、洗面所などの床の段差をなくしたり、浴室、階段に手すりを設けたりするなど、高齢者の方でも、若い人と同様に不自由なく快適に暮らせるよう工夫した住宅のことを言います。日本は世界一の長寿国であり、厚生省の試算では2025年には4人に1人が高齢者になるとされています。高齢者問題は、年金、医療、介護などとともに、住環境においても充分な配慮がなされるべき社会意識や問題です。

◆高齢者の住宅環境整備◆

高齢者への配慮として、加齢や疾患などで身体機能が衰えても、家族と共に自宅で暮らし続けられることは精神的にも経済的にも大変重要なことです。健康な時や若い時にはなかなか気がつきませんが、住宅内のちょっとした段差が移動の障害になることもありますし、転倒して怪我の原因になることもあります。住まいを購入するにあたっては、間取りやデザイン、設備の機能などとともに、安全で暮らしやすい家を考えておきたいものです。

住まいの購入を考えている方の約7割が、「住宅における高齢者対応は必要である」と答えており、その関心はかなり高いと思われます。バリアフリー住宅は、高気密、高断熱住宅とともに、今後、標準仕様になっていくことが予想されます。

◆住宅金融支援機構割り増し融資◆

住宅金融支援機構では、基準金利で150万円の割り増し融資が受けられる「バリアフリー住宅工事」制度を設けています。高齢者への配慮を充分に考えた住宅であるかを判定する基準は、住宅品質確保促進法で定められています。以下の7つの基準をクリアすることにより、住宅金融支援機構の割り増し融資が受けられます。

1.部屋の配置
トイレ、洗面所、浴室、脱衣所等が同一階にあり、それをつなぐ廊下との段差が5mm以内であること。
2.段差の解消
玄関、上がり框(かまち)以外の経路の段差が5mm以内、靴づりと外側の段差が20mm以内であること。
3.手すりの配置
浴室、玄関、脱衣所に転倒防止として手すりが配置されていること。また、バルコニー、2階以上の窓、階段、廊下にも手すりが配置されていること。
4.通路、出入り口幅員
主要な居室、トイレ、洗面所、脱衣室をつなぐ廊下の有効幅が780mm(柱等の箇所では750mm)以上であること。また、主要な居室・便所・洗面所・脱衣室の出入口の有効幅は750mm(浴室は600mm)以上であること。
5.階段の形状
勾配はゆるやかなものにして、最上段の通路への食い込みをなくし、最下段の通路への突き出しがないこと。また、専用階段は次の基準に合わせること。
勾配≧22/21  踏み台≧195mm  550mm≧T+2R≧650mm (Tは踏面、Rは蹴上)
6.寝室、トイレの配置
高齢者などの寝室とトイレは同一階に配置すること。介護を前提として、介護者が介護するために充分な広さをもって作られていること。
7.浴室の広さ
浴室の広さは、短辺≧内法1300mm以上  有効面積≧2.0㎡ であること。


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